写真測量

写真測量

ドローン測量には、レーザ測量と写真測量があります。一般に上空から地表面を捉えることができない森林や草原ではレーザ測量、裸地では写真測量が利用されています。
写真測量は連続した空中写真を撮影し、これらを解析することにより、3次元の点群データとオルソ画像を作成します。
写真に写らない場所はデータを得ることができませんが、レーザ測量よりも小型のドローンでフライトできる、点群データがカラーである、平面写真であるオルソ画像を作成することができるなどのメリットがあり、建設工事現場、採石場、土取場の現場管理で数多くの実績があります。
また、レーザ測量で森林の点群データを取得し、写真測量でオルソ画像を作成するなど、別の測量と組み合わせることもあります。

特徴・メリット

短時間で広範囲を測量することが可能

1日で20~40haを測量することができ、従来の地上測量に比べて、現場の作業時間を数十分の一に短縮することができます。
ヘリコプターやセスナは準備期間が長く、費用も高額になりますが、ドローンは手軽で安価でフライトすることが可能です。

オルソ画像を作成できる

空中写真を解析し、地図と同じように傾きがなく、正しい大きさと位置に表示されるオルソ画像を作成することができます。このオルソ画像で距離や面積を算出することができるため、建設工事における出来高の把握などにも利用されています。

建設工事の進捗をみえる化

3次元の計画データと測量結果を対比することができます。土工事であれば、これからの切土量と盛土量を算出することが可能です。
ヒートマップでみえる化すれば、切土と盛土の範囲、その量が一目瞭然です。

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